(2019/06/04 Echo Show 5 の情報を追加)
- アレクサ(Alexa)搭載スマートスピーカー一覧
- アレクサ搭載スマートスピーカー各製品の特徴
- Amazon「Echo」(アマゾンエコー)
- Amazon「Echo Dot」(アマゾン エコードット)
- Amazon「Echo Plus」(アマゾン エコープラス)
- Amazon 「Echo Spot」(アマゾン エコースポット)
- Amazon 「Echo Show」(アマゾン エコーショー)
- Amazon 「Echo Show 5」(アマゾン エコーショー5)
- Anker「Eufy Genie」(アンカー ユーフィー・ジニー)
- Harman Kardon「ALLURE」(ハーマンカードン アルーア)
- Harman Kardon「ALLURE Portable」(ハーマンカードン アルーア ポータブル)
- オンキヨー「P3 VC-PX30」
- おすすめはどれ?
- アレクサ搭載スマートスピーカー一覧 まとめ
アレクサ(Alexa)搭載スマートスピーカー一覧
今日本で使える(発売予定含む)アレクサ搭載スマートスピーカー製品は7種類。以下が全一覧となります。
Amazon Echo スピーカー機種
製品 | Echo | Echo Dot | Echo Plus |
---|---|---|---|
イメージ | |||
メーカー | Amazon | Amazon | Amazon |
参考価格 | 税込 11,980円 | 税込 5,980円 | 税込 17,980円 |
音質 | ○ | △ | ○ |
大きさ | 88(幅) x 148(高)mm | 84(幅) x 32(高)mm | 99(幅) x 148(高)mm |
重さ | 821g | 163g | 780g |
防滴・防水 | なし | なし | なし |
バッテリー | なし | なし | なし |
Bluetooth接続 | 入出力可 | 入出力可 | 入出力可 |
オーディオ出力端子 | ○ | ○ | ○ |
カラー | サンドストーン(白系) チャコール(黒系) ヘザーグレー(グレー系) |
サンドストーン(白系) チャコール(黒系) ヘザーグレー(グレー系) |
サンドストーン(白系) チャコール(黒系) ヘザーグレー(グレー系) |
Amazon Echo ディスプレイ機種
製品 | Echo Spot | Echo Show 5 | Echo Show |
---|---|---|---|
イメージ | |||
メーカー | Amazon | Amazon | Amazon |
参考価格 | 税込 14,980円 | 税込 9,980円 | 税込 27,980円 |
音質 | △ | △ | ○ |
大きさ | 97(幅) x 104(高) x 91(奥)mm | 148(幅) x 86(高) x 73(奥)mm | 246(幅) x 174(高) x 106(奥)mm |
重さ | 419g | 410g | 1,768g |
防滴・防水 | なし | なし | なし |
バッテリー | なし | なし | なし |
Bluetooth接続 | 入出力可 | 入出力可 | 入出力可 |
オーディオ出力端子 | ○ | ○ | ○ |
カラー | ブラック ホワイト |
サンドストーン(白系) チャコール(黒系) |
サンドストーン(白系) チャコール(黒系) |
他社スピーカー機種
製品 | Harman Kardon ALLURE | Harman Kardon ALLURE Portable |
---|---|---|
イメージ | ||
メーカー | Harman Kardon | Harman Kardon |
参考価格 | 税込 24,183円 | 税込 21,470円 |
音質 | ◎ | ◎ |
大きさ | 166(幅) x 193(高)mm | 114(幅) x 160(高)mm |
重さ | 2.5kg | 1.1kg |
防滴・防水 | なし | なし |
バッテリー | なし | ○ (最大10時間) |
Bluetooth接続 | 入力可 | 入力可 |
オーディオ出力端子 | × | × |
カラー | ブラック | ブラック |
製品 | Eufy Genie | オンキヨー P3 VC-PX30 |
---|---|---|
イメージ | ||
メーカー | Anker | オンキヨー |
参考価格 | 税込 4,980円 | 税込 17,498円 |
音質 | △ | ◎ |
大きさ | 90(幅) x 48.5(高)mm | 167(幅) x 201(高) x 106(奥)mm |
重さ | 258g | 1.6kg |
防滴・防水 | なし | なし |
バッテリー | なし | なし |
Bluetooth接続 | なし | なし |
オーディオ出力端子 | ○ | ○ |
カラー | ブラック | ブラック |
各製品の特徴を以降で見ていきましょう。
アレクサ搭載スマートスピーカー各製品の特徴
Amazon「Echo」(アマゾンエコー)
- Amazon純正品でAlexa利用に最適化
- 音質と価格のバランスがとれた製品
なんといっても、アレクサの開発元「Amazon」の純正品であることが最大の特徴。
アレクサを使いやすくするには、「声を拾う」という処理が必要ですが、それはマイクなどのハードウェア部分に性能も依存しますね。アマゾンは、アレクサが動きやすいようにアマゾンエコー各種を最適化して作っています。
ソフトと同メーカー(ファーストパーティ製といいます)の製品であることはそれだけで、大きな基本性能、今後の拡張への対応の高さが見込まれる、大きなアドバンテージがあるんです。
エコー自体は、スピーカー性能と価格のバランスがとれたスタンダードな製品で、音質に強いこだわりがない限り十分スピーカーとして音楽等を楽しむこともできる製品です。
Amazon「Echo Dot」(アマゾン エコードット)
- Amazon純正品でAlexa利用に最適化
- 安価
- 音質は良くないが、外部スピーカーが使える
Amazon Echoと同様にAmazonの純正品であることが大きいですね。アレクサを使うために最適化された作りになっています。
実際、この小さく安価なスピーカーデバイスでもマイクは7つ搭載され、音声認識性能は良く、ぼそっといったときでも反応があります。
こういった、安価タイプのスピーカーで避けられないのが「低音質であること」ですが、エコードットには、オーディオ出力端子が備えられ、Bluetoothでの出力も可能なので、別のスピーカーを利用することで音質の改善も図れます。
アレクサのお試しや、手持ちのスピーカーを活かした使い方ができる、導入に最適なコストパフォーマンスの高い製品でしょう。
Amazon「Echo Plus」(アマゾン エコープラス)
- Amazon純正品でAlexa利用に最適化
- 音質良、ステレオスピーカー化なども可能
- スマートホームハブ機能搭載
- 唯一温度センサーを内蔵
ディスプレイなしのAmazon Echo製品では最上位となるモデルで、音質も「Echo」より一段上です。強いこだわりが無い限り、単体で音楽を楽しむにも十分な音質です。
また、特にスマートホーム向けの機能が拡張されており、スマートホーム構築がしやすいハブ機能、いずれエアコンの調整などにも活用できそうな温度センサーが搭載。
現状は、スマートホームハブ対応製品は少なく、温度も確認できるだけではありますが、今後のスマートホーム連携の将来性が非常に高い製品です。
円柱型の製品ですので、下記のディスプレイ付き製品以上に、どこにおいてもどこからでも音楽等を聴きやすく、音質もよいので音楽用途としては一番おすすめです。
スマートホームハブのさらなる詳細については以下のサイトを参照ください。
Amazon 「Echo Spot」(アマゾン エコースポット)
- Amazon純正品でAlexa利用に最適化
- ディスプレイ付で視覚的利用・情報に広がる
- 音質は控えめだが、外部スピーカーが使える
なんといっても大きいのは「ディスプレイ付であること」ですね。こういったディスプレイ付きスマートスピーカーは「スマートディスプレイ」ともいわれていますが、日本初のスマートディスプレイ製品でもあります。
スマートディスプレイとなることで、これまで音声でしか情報が返ってこなかったのが、視覚的な情報も表示できるようになるのが大きいです。ショッピングやレシピ、予定一覧、写真・動画、などなどやはりビジュアル情報があると便利な情報は多いですね。
ディスプレイがついて機能性が大幅に向上する分、スピーカーやマイク数などは上述のAmazon Echo等には劣ります。ディスプレイ用途が重要か、音質や、本体の設置しやすさ等が重要か、などは考慮しましょう。
Amazon 「Echo Show」(アマゾン エコーショー)
- Amazon純正品でAlexa利用に最適化
- 10.1インチディスプレイで視覚情報や、動画も楽しめる
- スマートホームハブ機能搭載
- 音質良し、画面有り、スマートホーム対応の全部入り最上位モデル
Echo Spot同様にディスプレイ付きであることでの高い機能性があります。
Echo Showの場合モニターが10.1インチということで大きめのタブレット(iPadなど)と同程度の大きさであることも非常に大きなポイント、動画などを楽しむにも十分といえます。
Echo Spotでは、機能性があがった代わりに、音質はEchoなどより劣るというトレードオフがありましたが、Echo Showの場合スピーカー性能も十分。
また、Echo Plusの特徴であった「スマートホームハブ機能」も取り込み、まさに全部入りの最上位モデルです。
もちろんその分お値段が高いのがネックですが、その価格に見合った最強のスマートスピーカー(スマートディスプレイ)といえる製品です。
Amazon 「Echo Show 5」(アマゾン エコーショー5)
- ディスプレイ付きの最新&最安機種でコスパ◎
- コンパクトかつ動画、写真、ビデオ通話対応
- Amazon純正品でAlexa利用に最適化
- カメラカバーなどプライバシー性向上
ディスプレイ付きの最新機種ながら、定価9,980円に抑えられたコストパフォーマンスが最大の魅力です。
Echo Spotよりも安く、スクリーンも長方形型でスマホとのやりとりや動画・スキルの使い勝手ももアップしています。
カメラカバーもついてプライバシー性も高く、コンパクトで配置もしやすいとあって、各個人部屋や寝室に配置することを想定していそうです。
現状コスパを考えると、もっともおすすめの機種といえる製品です。
Anker「Eufy Genie」(アンカー ユーフィー・ジニー)
- アレクサスマートスピーカー最安値
- 音質は良くないが、オーディオ出力端子で別スピーカー利用可能
- ウェイクワード変更や反応音設定ができない
今回挙げた製品の中でも最安値の5,000円程で購入可能なのが魅力の製品です。
ただし、安い分の性能低下は否めません。同価格帯のEcho Dotが7つのマイクを搭載しているのに対し、Eufy Genieは2つ。どうしても音声認識性能が落ちてしまいます。また、Bluetooth接続が搭載していないのも注意する点ですね。
また、アレクサの一部機能も使えない部分があります。ウェイクワードの変更(アレクサじゃなくエコーと呼ぶなど)や、アレクサ呼んだだときに反応を示す効果音を鳴らすかどうか、などが切替え不可となっています。
Echo Dotよりは若干音質が良いともいわれていますが、性能的には厳しい製品。アレクサをとりあえず試す、とにかく安く済ます、という人向けの製品です。
Harman Kardon「ALLURE」(ハーマンカードン アルーア)
- 高音質
- スケルトンボディ・LEDなどのデザイン性
- ノイズキャンセリング付マイク
- ウェイクワード変更や反応音設定ができない
なんといっても高音質であることが最大の特徴。Harman Kardonはオーディオ機器メーカーですので、しっかりと音質が提供されています。
また、デザイン性も高くスケルトンボディの内部にはLEDが搭載、音楽再生中など様々なアクションに合わせてもかっこよく光らせることが可能です。
アレクサの使いやすさに直結するマイク性能もノイズキャンセル付で音楽再生中にもしっかりと認識するための工夫が施されています。
注意としては、上記のEufyと同様にアレクサの一部の機能「ウェイクワード変更」「反応音設定」などが使えないという点があります。
他機種よりも高価ですが、トータル的にスピーカーとしてそれだけのクオリティを持った製品でしょう。
Harman Kardon「ALLURE Portable」(ハーマンカードン アルーア ポータブル)
- バッテリー内蔵(最大10時間連続再生)
- コンパクトながら高音質
- スケルトンボディ・LEDなどのデザイン性
- ノイズキャンセリング付マイク
- ウェイクワード変更や反応音設定ができない
上記Harman Kardon ALLUREのポータブル版。小型化やバッテリー内臓対応がされています。
現状では、日本のアレクサ対応のスマートスピーカーでバッテリー内蔵製品はこの製品のみ。アレクサを家の中で持ち歩いたり、常にそばにおいておきたいならコレ一択ですね。
Harman Kardon ALLUREの項目でも述べたとおり、高音質さ、デザイン性の高さなどが担保されており、ポータブルスピーカーとして非常にクオリティが高い製品です。
少し高価ではありますが、バッテリー内蔵かつ高品質スピーカーという大きな魅力をもった製品です。
オンキヨー「P3 VC-PX30」
- 高音質
- DLNAクライアント再生など別機能も搭載
- ウェイクワード変更や反応音設定ができない
大きな特徴は高音質であること。音響メーカーのオンキヨー製かつ価格も高めということで、Amazon Echoシリーズ等より音質がいいのは間違いないです。
上述してきた他社製品とも同様に、ウェイクワードが変えられなかったり、アレクサの一部の機能が使えないという部分もあるのに注意。また、本製品はBluetooth機能も搭載されていないのに注意が必要です。
ただ、LAN内のメディアと連携して音楽を再生するDLNAクライアント機能に対応していたりと、スマートスピーカー以外のマルチな機能性があるのが面白い点でしょう。
おすすめはどれ?
各製品を比較して大きく分かれるのが、Amazon純正品と他社(サードパーティ)製品ですね。
他社製品では、アレクサの使い勝手自体が一部損なわれているのが辛いところ。上述もしたとおり、呼び名をエコー等にするウェイクワードの変更、アレクサという声掛け認識を示す反応音設定、などが行えません。
また、他社製品の強みを出しやすいのが「音質」ですが、Amazon Echo各種はBluetoothやオーディオ端子からサウンド出力して別スピーカーを使うこともでき、別途音質のカバーができるのも、他社製品が強みを出しにくい点。
ということで、現状はアレクサ搭載スマートスピーカーはやはりAmazon純正の「Amazon Echo」シリーズがおすすめです。Echoシリーズ各種はそれぞれ大きな特徴を持った製品、目的に応じて選びましょう。
Amazon Echoシリーズの各特徴を簡単に振り返ると以下の通り。
製品 | 特徴 |
---|---|
Echo | 単体でも使える良音質のスタンダードなモデル |
Echo Dot | 安価で導入や複数部屋への配置に最適なモデル |
Echo Plus | 音質より良く、スマートホームハブ搭載の一段上のモデル |
Echo Spot | モニター付きで機能性高。丸型でかわいい見た目 |
Echo Show 5 | モニター付きの最新&最安機種、コスパ最強 |
Echo Show | 全部入りで文句なしの最強機種、予算さえあればコレ |
なかでもおすすめは、注目度が上がっているディスプレイ付きの製品「Echo Spot」「Echo Show」「Echo Show 5」です。やはりモニターがあることでの機能性向上は大きいです。特徴の通り、予算やスペースに問題ない限り機能的には「Echo Show」、コスパ重視なら「Echo Show 5」がおすすめです。
音楽用途をメインにしたり、置く場所をとらずにスマートに利用したい場合ディスプレイなしの製品のほうが向いています。価格も抑えめになるので、2台目以降の導入等にも最適です。
実用するシチュエーションを考えて選びましょう。
アレクサ搭載スマートスピーカー一覧 まとめ
以上アレクサが使えるスマートスピーカー一覧でした。
アレクサ搭載製品は今後ますます増加していくことは間違いないでしょう。スマートスピーカーのバリエーションとしては、他社製品の場合一部機能が使えないのが今後変化するのかどうかが注目ですね。
いじょうでっす。
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